7日目 〜クラス分け試験〜

今日はクラス分け試験があった。口述と筆記。まったく自信がなかったが、やっぱり相手が聞く気がある場合は、まだましな会話ができる。この1週間で気づいたことは、中国人もきっと相手が言っている全ての言葉を聞いているわけではないということ。よく「啊?」と聞き返している。また、テレビでは全てのチャンネルでほとんど字幕が出ている。見ている限り全ての番組で出ているので、耳が悪い人に配慮してのことではないだろう。中国語というのは、一つの漢字は一つの音節であらわされる。つまり一つの母音で一つの意味が成立している。そういう言語だから会話はすごいスピードで進む。例えて言うなら、「私はデパートに行って買い物をしたい。」というのは、日本語では母音が18音、発せられるが、中国語では「我想去商场买东西」と母音が8音しかない。それだけ短い時間で言いたいことを言い切ってしまうので、こちらとしても熟語(音の組み合わせ)はその音を聞いただけですぐにイメージできるようにしておかないといけないし、それだけでなく、この場面ならこの単語(音)が発せられるだろうということが予測しておかないと、音を聞いた後ではとてもついていけない。

まぁともかく試験は、分相応または能力以上にできた。口述試験の中でテキストを見せてもらったが、かなり難しい。今までの人生で見たことのない漢字が結構あった。授業でかなり苦労しそうだ。

さて、今日はその後、中国で営業許可をとったというJTBを使って大連までの航空券を予約してみた。日本では当たり前だが、インターネットで予約できるなんてかなり便利だ。来週末は田舎の祖父や親戚が大連に旅行に行くのに合わせて自分も国内旅行という形で参加するつもりだが、これで大連までうまくたどり着けたら、今月末も成都がどこかに行ってみたい。

さて、徐々に中国語や都市計画についての記事も紹介していこうと思う。今回は軽いものから。

中国“杭州西湖文化景观”24日在法国巴黎举行的联合国教科文组织第35届世界遗产委员会会议上顺利通过审议,正式被列入《世界遗产名录》。世界遗产委员会认为,“杭州西湖文化景观”是文化景观的一个杰出典范,它极为清晰地展现了中国景观的美学思想,对中国乃至世界的园林设计影响深远

中国で「杭州西湖文化景観」が、24日にフランスパリで行われた国連ユネスコ第35回世界遺産委員会の会議を順調に通過し、正式に世界遺産リストに加えられた。世界遺産委員会は、「杭州西湖文化景観」は文化的景観の卓越した模範の一つで、中国の景観美学思想をはっきりとあらわしており、中国や世界の庭園設計に与えた影響は深いと認識している。


杭州の西湖には、西湖10景という表現があり、古くから4字熟語で優れた景色の表現をしている。たとえば断橋残雪:白堤が切れる「断橋」に残る雪が美しい。花港観魚:紅魚池に餌を投げると無数の鯉が集まり、池が真っ赤にそまる等。近年になって新10景というものも作られており、新10景といっても、なかなかいい景色ばかりだ。山と川と湖が共存する杭州だから様々な景色が凝縮されたのだろう。