北京における人付き合い

今日は盛りだくさんの一日。

授業の合間の昼休みに、大使館の方から連絡があり、9月1日に歓送迎会をやるとのこと。入学式の日であり塾もある予定の日だが、まず夜は大丈夫だろう。

いつも通り50分×6の授業を終えてから、新しい家に向かう。その前に、ホテルのフロントに予定より早くチェックアウトしたい旨を伝えたが、いとも簡単にできそうだ。なので、新しい家の体制が整ってから行くことにする。今週末くらいだろうか。

新しい家でLANケーブルをつないでみたが、もちろんつながらない。不動産屋に電話で連絡し、インターネットと郵便受けを使いたいと伝えたところ、何とか通じた。今日の19時くらいに行くと言われたが、今日はこれから予定があったため明日の夕方に来てくれと伝えてから、塾へ向かう。

塾は50分×2で240元。前も書いたが結構高い。語言大学は50分×6×19で5300元なので、およそ3倍弱だ。まぁ方や20人クラスで方やマンツーマンなので、そんなところなのかもしれないが。一昨日あった先輩にも、語学学校の情報を聞いておいたので、語言大学が終わったら、また別の語学スクールも検討してみてもいいかもしれない。塾は前と同じように細かな発音の矯正をしながら、会話をしていく。前回はzhunを直してもらったが、今日はfとhの違い、engの音を何度も直された。今日は初回と違って授業の進め方がわかっていたこともあり、少し余裕をもって授業に臨めた。

塾が終わってからすぐに清華大学の方へ向かい、こちらに来るにあたって非常にお世話になった教授と、その事務所のスタッフ、そして教授の甥とご飯を食べた。素菜と言って、野菜しか出ない精進料理みたいなところ。立地は奥まっているところだったが、とても雰囲気が良く、ここも家族や友人を連れてこれる店リストに追加することにした。

甥には携帯電話などの番号を教え、今後語学パートナーとして一緒に勉強することになる。専攻は生物だったが、来年から東大工学部で地震関連の防災都市計画について勉強するそうだ。ちなみにスタッフの方は、地下利用の研究が専門らしい。食事は1時間程度で済ませて、教授は10時の飛行機で四川の成都に行くとのこと。成都では、大災害時のバックアップ機能の集積を図る取り組みをしており、普段は物流センター、災害時は救援物資センターとしての機能を持つ地区を作っているようだ。今日の話だけでも調べたいことが見つかった。教授にはとても忙しい中時間を作っていただき、本当に感謝の念に堪えない。しかし、今日は杭州のカラオケの時と違って、少し不機嫌そうに見えた。忙しかったからだろうか。。。

その後、スーパーで寝具一式を購入。ベッドとマットは前の人のを使うつもりだが、その上のものはまさか前の人のものを使う気にはなれない。やはりキムチが気になる冷蔵庫や洗濯機も見てみたが、安いのは800元ほどで買えそうだ。あまりにも我慢できなければ買うしかないかもしれない。

両手いっぱいの荷物でもう一度マンションへ帰り、ベッド周りの掃除。ベッドの下には埃やら虫の死体(1匹だけだったが)やら。前の人の残していったゴミや小物をすべて捨てるところからやらなければならない。どんな日本人が掃除してももう少し丁寧にやるやろと思うくらい適当。引越時の掃除サービス業に日本企業が参入したら、こちらの中高層クラスの人に歓迎されるんじゃないだろうか。3時間ほどかけて、ベッドと衣装ケース周りの掃除をしてベッドの位置もテレビがみれるように配置換え。汚らしいソファーとの距離が近いのが気になるが、それは明日考えることにして、12時にマンションを出てホテルまで歩いて戻ってきた。

ホテルでインターネットにつなぐと、指導教官最有力候補の教授からメールが来ていた。清華大学の受入証を書いてくれた教授だが、今週末か来週頭は北京にいるらしい。早速お礼に伺いたい会いたいと返事をしておいた。

さて、明日は清華大学の入学手続だ。