携帯電話修理

昨日の夜、iTunesで携帯のソフトをアップデートしようとしたら、いきなり動かなくなった。それから朝4時までアップルのページなんかを見ながら格闘していたが、いよいよUSBをつないでも反応しなくなったので、あきらめて修理に出すことにした。ちょうど今日はこちらに来ている同業の人と集まるために中関村(北京の電気街)に行くことになっていたので、そのついでに修理に行くことに。
中関村は、秋葉原のようなごちゃごちゃした昔ながらの街ではなく、新しい近代的なビルを建てまくった街だった。ただ、駅前の広場であるべき部分もビルとビルを結ぶ渡り通路などがあり、狭苦しい。駅から離れたところにだだっ広い公園空間があるが、こちらは人気も少なく何か落ち着かない。一度行っただけなので、第一印象で語るのは良くないが、作られた街の感覚だった。
さて、修理屋はどのビルにもごまんと入っており、とりあえず勧められるままに、ある店へ。最初プログラムを何かのソフトでいじっているようなことをやっていたが、うまくいかないので、一言開けるけどいいかと聞かれた後、ドライバーとピンセットでものの見事にiphoneを分解していく。バリバリと音がしていたので、ほんまに大丈夫かと心配になるが、如何せん素人には何もわからない。「中の回路がおかしい、取り替えると4〜500元かかるがいいか」と聞かれるが、如何せん何もわからない。元値3500元なので、500元ならいいかと思い、「500元?」と聞き返してしまったが、後の祭り。相手が4〜500元と言っているのに500元かと聞き返すなんて迂闊すぎたが、しょうがない。もちろん500元ということになった。
さて、食事はセッティングしてくれた方の家の近くの中華料理屋。なかなかおいしかった。北京ダックやなんやらを頬張って一人200元。食事の途中で携帯を取りに行ったが、無事直っていた。名刺ももらって、1か月の間なら無料で見てやるから何かあったら連絡しろと言う。中国人は商売根性旺盛だが、一度付き合うと悪い人ではない。