授業開始

今日は授業開始日。最初の授業が中国語の授業というのもなんだが、中国語、不動産経済学、人間住居環境科学(Human Settlement)という授業を受けてきた。中国語はいつも通りの感じなので気楽。ここで他学部の留学生と交流したい。不動産経済学はパワーポイントを多用しており、課題もはっきりしているので、計画的にさえ出来れば何とかなりそう。ただ、今日の授業は環境汚染がどうのとか、エネルギー確保がどうのとか国際政治みたいな授業だった。ここからどうやって不動産経済につないでいくのだろうか。最後のは、今年90歳になる、こちらの都市計画の大家らしい吴良镛という教授の授業で、カメラで撮影したり、助手としていい年の教授がついていたり、ものすごい大事にされているような授業だった。ただ、おじいちゃんだからだろうか、話は遅く、寝てる人も多かった。自分も大学生だったら、すぐにでなくなってるだろう。この授業は最後のレポートはともかく、途中に500ページほどある英語の本を読んで読書感想文を書かないといけない。授業は甘そうだが、かなりきつめ。
その後、建築学院に去年から留学している日本人と、文学部の人と、公共管理学院のいつもの人でご飯。大学から5分くらいの結構おしゃれなレストランだった。その人も活動的な人で、先月はオランダで大学の友人と東日本大震災関連のワークショップをやって、本を出版してきたらしい。今後早稲田大学と一緒に東北で研究をしたいが、現地に実際に役に立てる内容を考えるのがなかなか難しいと言っていた。公共管理学院の人もJAPANTRIPを企画しており、関係団体から補助金を数百万もらったり、日本の自治体・企業に受入の準備をしてもらったり、大学のアドミニストレーションと学生の安全について話し合ったり、詳しく書けないが大使館に働きかけたりと大忙しだそうだ。とても刺激にはなるが、授業や宿題だけでもヒイヒイ言っているのに、自分に彼らの5分の1の成果でも残せるだろうか。羨ましくも思うが、彼らも去年の授業はものすごいきつかったと言っていた。自分も授業、チャイ後、人付き合いと一つ一つ全力を尽くすしかない。
帰ってから引き続き宿題。地下鉄の投資について調べ始めたからか、なかなかいい例が見つからない。