現実世界への回帰

朝は5時くらいに起床して、6時前に出発。財布とともにホテルの鍵を一つなくしていたのだが、チェックアウトの時何も言われなかったので、そのままにしてきた。すみません。
タクシーも普通に呼んでもらえ、西安との違いを感じつつ、空港へ。しかし、フロントの人が飛行場の何号ターミナルか教えてくれたのだが、後でアイフォンで検索してみると違っていた。北京の空港ターミナルはかなり遠いところにあるので、危ないところだ。
さらにタクシーの運転手が最初煙草を吸っていたので、それはやめてもらったのだが、運転がめちゃくちゃに荒い。まさにドライブゲームをしているかの如く左右自由自在に車線変更をして前の車を追い抜いて行く。確かに出発も少し遅れていたが、少しでも急ブレーキを使うようならゆっくり走ってもらおうと思っていたが、結果論的にはかなり早く空港に着いた。

空港では偶然ワイン会でお世話になっている方を見かけたりした。朝早くていまいち目が覚めていなかったこともあっただろうか、あまり会話をすることもなく、お別れ。今度は11月中旬に日本に帰る予定なので、せいぜい1か月半程度だが、やはり家族と別れるというものは、なかなか感傷的になるものだ。

離陸まで待っていようかと思ったが、搭乗開始したというのが分かったので、タクシーで帰ることにした。地下鉄で帰ってもよかったが、思いっきり通勤ラッシュ時間。寝不足の身にはつらかったので、タクシーで優雅に帰らせてもらった。
しかし、やはりラッシュ時間だったからか、運転手がまじめな運転をしていたからか、行きは40分程度だったのが、帰りは1時間20分かかった。

一度家に戻って荷物を減らしてから授業へ。授業は結構面白い(pptを多用するので内容もよくわかる)区域計画という授業。その後、studioの打ち合わせで、聞き取れない、喋れない辛さを再度味わってから、役割分担だけ決めてもらい、家へ戻った。この2つの授業で一気に現実に引き戻された気分だ。昨日家に妻が遊びに来てたとは、今朝空港に行ったとはとても思えないくらいになってしまった。

日本から宅急便が来ていたので団地の中にある郵便局まで受け取りにいったが、思った通り開けられた跡はあるし、箱自体めちゃくちゃになっている。なんとか持って帰り、日本語の都市計画系の本が一気に増えた。これを使うと少しはレポートが楽になるものがあるのでありがたい限り。しかし、思ったより郵便局の使い勝手がよさそうなので、これからたまには日本に何か送ったりしてみようかと思った。

久しぶりに吉野家に行き、スーパーでノートや冬用の布団を買い、管理企業に鍵カードの話をしたり、日本に着いた妻とスカイプで話をしたりして、これから寝たいところだが、もう少し調べ物をしようと思う。