友人

以前、清華大学等に出願に来た韓国人がいると書いたが、語言大学時代に知り合った韓国人に、彼と同じ学部を聴講している子がいる。その子を彼に紹介してあげると、今日一緒に修士生説明会を受けるということになったらしい。

そして、その後、せっかくなのでみんなでご飯を食べようということになった。語言で知り合った子には、実は夏に語言大学の卒業式に出席できなかったので、卒業証書(といっても在籍証明みたいなもんだが)を先生から預かってもらったままでもあった。語言が終わってから既に三か月くらい経っているが、その間会う機会も作れなかった(それほどどうでもいい証書だということになるが)。

こういう予定だったのだが、朝、突然、日本の大学時代の友人がまた北京に出張に来ているとの連絡があり、晩御飯を一緒に食わないかと言われたので、どうせならみんなで食べないかということにした。彼は中国語は喋れないが、韓国人の男はかなり明るいやつなので大丈夫だろう。

大学時代の日本の友人と、杭州の浙江大学で1か月過ごした韓国人、北京の語言大学半月ほど一緒に勉強した韓国人(その子の友達も1人来ていたが)が、自分をハブとして会うことになった。不思議な組み合わせだが、外国ではいくら薄いつながりでも友人と会うのに違和感はない。

というわけで、夜6時くらいから晩御飯。会話は基本的に中国語。誰もが前会ったときよりは喋れるようになったので、かなり会話も続く。杭州時代にはこんなに喋れなかったことを思うとやはり中国語力は向上している。今日は中国に来てちょうど5か月目だ。

ところで、韓国人女性2人は相当英語ができる。一人はTOEFL116点だと言っていた。事実上最高点じゃないか。あり得ない。日本人の友人は中国語が話せないので、彼が来てからは日本語と英語とチャイ語が飛び交うことになった。しかし、英語を話そうとしようとすると、中国語とかなり混乱する。特に普段めちゃくちゃ使っている言葉の場合、中国語しか出てこなくなっていたりする。(たとえば最も恥ずかしい例では、「know」が出てこなかった。)
でも、相手が中国語もわかるという前提の中で英語を話すのは、結構気楽で、「Why did you 知道那个东西?」となっても、コミュニケーション上、一向に差支えない。むしろ面白い。もしかすると中国人との間でもこういうものかもしれないなと感じた。
ま、そうは言っても、やはり英語もできるようになりたい。来年、仮に余裕ができたら中国語塾と英語塾に行こうかと思っている。

韓国人男はやはり気さくな奴で、彼の漢字名と、日本人の友人の漢字名が同じ「林」なので、林ブラザーズだと言って盛り上がっていた。是非来年留学に成功してほしい。