チベット旅行

この労働節の期間は、チベットに旅行に行く計画を立てている。
たまたま先日一緒にご飯を食べた日本人(日経記者)がチベット旅行を計画しており、一緒に行く人を探していたので、のっけてもらったのだ。

チベットでは、政治的な問題があるため外国人が自由に行動できない。そのため、入境許可証というものが必要で、またガイドを同伴していないといけないらしい。そのため、タクシーなどの交通機関の確保はもとより、人数が多い方が安く行けるのだ。

日経記者の方は自分より年上だが、それらの手配もやってもらっている。ガイドや入境許可の手配は成都の旅行会社に頼んでおり、そのためチベット入りの前日に成都に入ることになるようだ。

予定では、4月27日の夜に成都に入り、4月28日〜5月4日までチベット、5月5日の朝一で北京に戻る予定だ。
チベットでは世界遺産のあるラサ(拉萨)、中国で2番目に大きい湖のナムツォ(纳木错)、世界で最も深い峡谷があるというニャンティ(林芝)の3か所に行く予定だ。

しかし、チベットで政治的な動きとともに、もう一つ気をつけないといけないのが、高山病。
ラサは3900メートル、ナムツォは4800メートル、ニャンティは3100メートルだがそこに行くまでに越える峠が5100メートルあるとのこと。

7合目から歩いて登った3800メートルの富士山でも気分は多少悪くなったし、こないだのこの間の4500メートルも3300メートルからの出発だったが、20分程度で少し気分が悪くなった。
今回は標高400メートルの成都から飛行機入りするので、急激な気圧変化で高山病を起こす可能性はかなり高い。一般的には数日で治るらしいが、最悪ラサとナムツォにはいきたいと思う。

チベットは新疆と並んで、中国にいるからには絶対に行きたかった地域の一つ。今回の旅行は適当に地方都市に行くつもりだったが、運よく一緒に行く人が見つかったので、よかった。