新疆旅行1日目〜カシュガルへ

今日から新疆旅行。

新疆は中国の西北地域にあるトルコ系のウイグル族などを中心とする自治区。昔の中国では西域と呼ばれ、シルクロードとして栄えていた地域だ。
地区の気候は厳しく、地区の大半は砂漠(サハラ砂漠の次に大きいタクラマカン砂漠)か荒野、草原であり、地域の特産は羊、果物、絹、宝石などである。
他にもロシア系やモンゴル系がいるが、最近は漢民族が増えており、経済格差の問題などから対立が起きている。
そのため、飛行機の安全検査もかなり厳格で、靴やベルトも脱ぐ必要があった。

地図を見たらわかる通り、国土面積160万平方キロ以上(日本の4倍以上)もある。
また、例えば自治区の省都ウルムチ市は北京と経度30度ほど離れているので、公式時刻である北京時間とは異なる新疆時間というのを使っている。
 

今日も、北京からまずはウルムチまで飛行機4時間。ウルムチからカシュガルまで飛行機2時間をかけてようやく中国の西の果てまで到着した。
ホテルで同行の日本人と合流し、明日の予定を組んでから夕食へ。

新疆は砂漠が多いため水が使えないので、焼く料理が基本である。
今日のご飯も新疆名物「抓饭」(チャーハンみたいなもの)と「烤肉」(羊の串焼き)。
 

店や街にはウイグル系の人が多く、文字もアラム系のウイグル文字と漢字が使われている。
また店員やタクシーの運転手も中国語は通じないことが多い。