新疆旅行2日目〜カシュガル近郊

今日は、昨日空港から市内に向うタクシー(といっても黒車だが)の運転手に依頼をして、カシュガル近くの国境に行ってみることにした。
陸の国境は韓国北朝鮮の国境以外行ったことがなかったので、交流が行われている国境がどういうものなのか見てみたかったからだ。

国境付近まで車で2時間弱、だんだん警備が厳しくなり国境らしさが増してきた。
が、これは自分の完全な情報収集不足だったのだが、現在国境は閉めており、5月1日から開けるとのことだった。冬季は貿易するような商品がなく、夏季から秋にかけてしかないので、国境を占めるということがあるそうだ。
ということで国境エリアの警備隊詰所で車を下された。

警備員は銃を構えていたものの、特にピリピリした雰囲気もなかったので、国境方面の写真を撮っていいか聞いたところ、逆方向だけの写真にしろと言われてしまった。
運転手が歩いて中の方に行っていいか聞いたところいいと言われたので、少し歩いてみたのだが、まだ国境までは数十キロもある。とても歩いて行ける距離ではないので、少し行ったところで国境方面の写真を撮って引き返すことにした。
 

その後、市内まで引き返して逆方面のパミール高原へ。
こちらもパキスタンとの国境があるので、途中警備が厳しくなったが、パミール高原、カラクリ湖といった有名な観光地があるため、他の観光バスなども多かった。

高原や湖の景色はなかなか見事。写真を載せておきます。
  
市内からカラクリ湖までは悪路を3時間半ほどかかるため、運転手も帰り相当疲れてしまい、途中15分ほど休憩を取ってもらった。カシュガル市内についたのは夜8時(新疆時間6時)くらいだっただろうか。

その後有名そうなウイグルレストランへ。ここでは「烤包子」(焼きまんじゅう)や「大盘鸡」(鶏焼き)、あと烤肉を頼んだのだが、焼きまんじゅうがとてもおいしかった。外はナン生地のようなものを焼いており、中には羊肉が入った肉まんのようなもの。