北京旅行(弟編)2日目

2日目に行ったのは、万里の長城、オリンピック公園、798、マッサージ。
食事は東来順のしゃぶしゃぶと、大董の北京ダック。

長城には朝8時発の電車に乗って向かった。例によって発車時間は30分ほど遅れ、並んでる列への多少の割り込みがあり、改札を通った瞬間みんなダッシュ。
自分たちもかなり全速力で走って何とか席を確保できた。

天気はあいにくの雨でゴミ袋さながらのレインコート(5元)をかぶって登る。
帰りの電車の時間の都合上、男坂も女坂も上ることになった。万里の長城は北京で最も行ってみる価値のある世界遺産だと思うが、両方上ると結構お腹いっぱいになる。
自分は慕田も合わせると4回目(更に明後日また行く)なので、もう感動はないが、男坂の坂のきつさはやはりなかなかのものだと思う。

オリンピック公園のだだっ広さには、改めて残念感が漂う。国の威信をかけてイメージ維持をしているが、経済が落ち込み始めた時、この稼働率の極めて低い施設たちはどうなるだろうか。

798は自分も初めてだったが、着いたのが6時過ぎになってしまい、半分くらいの店は閉まってしまっていた。まぁそれでも道端のアートや無料の展示会場、小物の店などなかなか面白い空間だ。
観光化が進むが、本当に工場跡地を利用して芸術をテーマにしたSOHOとして機能する地区であれば、参考になる事例だろう。

今日の食事は北京の名物料理を北京の名店で食べさせてあげることができて、かなり満足してもらえた。
大董では、席の待ち時間にアルコールも含めた無料ドリンクサービス、無料でついてくる食後のデザートもかなり質が高く、自分もかなり満足した。
このサービスレベルの高さは全寿徳では見たことがない。

今日も大雨だったので、かなり雲行きは怪しかったが、たっての希望だったのでマッサージに行くことにした。
大董の前にはタクシーが走ってなかったので、ここでも白タクを利用。
自分はマッサージはほとんど行かないので、安全で日本人に一番有名な松霖というところへ行った。

2時間コース(110元)だったので終わったのは1時。
従業員の話によると、日本人客が8割を占めるらしい。
自分で探すのはきついと思ったので、店の人にタクシーを呼んでもらった。
そういうことに対応してくれるという意味でもかなりサービスはしっかりしている。

2日目も、時間配分や、車の手配や、店の場所確認や、アテンドというものがこんなに疲れるものだとは思わなかった。
家に着いたのは2時過ぎ。
彼らは明日も早く起きて、天安門、故宮、行けたら景山公園に行く予定とのこと。
自分は明日は昼過ぎに空港へ言って、今度は祖父や母たちのツアーに参加する。
明日からは北京の家に戻らないので、荷物の準備をしないといけなかったが、疲れ果てていたので、準備は明日することにして洗濯だけしたのだが、洗濯が終わる前に寝てしまった。