青蔵鉄道

今朝、青海湖へのツアーに参加する予定だったが、朝5時頃電話があり、乗車予定だった列車が軍隊に徴用されたため、急遽昼の電車が臨時で走ることになったとのこと。

そのためツアーはキャンセルして、昼まで西寧市内で時間をつぶすことになった。西寧は日本人滞在者も極めて少ない、特段の特徴のない街なので、本屋でチベット関係の書籍を買って時間をつぶした。昼ごはんは定食屋で餃子。

ラサへの臨時列車は15時発。24時間の長丁場なので、カップラーメンと飲料を買い込んで乗車。乗車の際、チベットに入るにあたって必要なパーミッションのコピーを渡す必要があった。外国人は5人以上いないとパーミッションが降りないので、自分たちは2人だったのだが、旅行社が適当に名前を付けたして申請をしていたようだ。旅行社の人(日本で経営学修士+5年間の勤務経験あり)によると、パーミッションを取るにもコネとカネがいるらしい。それなりのノウハウを持っていないとチベットへのパーミッションを取ることは難しいらしい。

列車は当然ながら3段ベッドの硬臥。これでも西寧からラサまで500元もかかる。同行者とベッドが離れていたので、1人客であろう人と交渉してベッドを替えてもらった。こういう交渉は中国の列車の場合、日常茶飯事。

列車は青海湖の近くを走るので、青海湖も遠目ながら見ることができた。

日が暮れてからは列車内で特にやることもないので、車内に売りに来た弁当を夜ご飯に食べて、早々に横になって寝た。消灯は約10時。