ラサ到着

今朝は起きてから食堂車に行きご飯を食べた。想像していたよりは結構綺麗で、味も普通。これならカップラーメンを食べずに済みそうだ。

車内には日本人客も結構いた。自分たちとは違い、軟臥に乗っていたが、年の言った方が多かったので、きっとツアーだろう。

さて、ラサに着いたのは15時。24時間の長距離列車旅行もようやく終わった。丸1日電車に乗ったのはおそらく人生最長記録だろう。

ラサの標高は3650m。富士山とほぼ同じだ。
駅でもう一枚のパーミッションを渡し、警官にここで待っていろと言われただが、まずはガイドと会いに行くことにした。ガイドと落ち合ってからガイドの携帯にさっきの警官から電話がかかってきたので、ガイドと一緒に公安に行く。
パスポートやパーミッションのチェックをしてから、ようやく車で移動開始。公安のチェックは嫌な感じは特になかったが、ガイドの人からはこういう審査をさせてしまい申し訳ないと言われた。2008年からチェックが厳しくなり、今は外国人はバスにも乗れないらしい。

ホテルに着いてから、24時間列車に乗っていたので自分だけシャワーを浴びた。シャワーを浴びるだけでも結構体力を消耗したので酸素の薄いことが分かる。

その後旧市街の探索。1時間半ほど歩いてから休憩のために喫茶店に入ったのだが、ここで同行者の体調がすぐれなくなり、何度もトイレに吐きに行ってしまった。
自分は特段の高山病の症状はそれほどひどくなかったので、とりあえず喫茶店で夕食を食べてしまい、そのままホテルに戻る。
同行者はそのままベッドに横になり、一晩中トイレとの往復を繰り返していた。自分も夜中から頭痛が激しくなり、痛くてしょうがなかったので、見当はずれかもしれないが、風邪薬を飲んで横になった。その日は一晩中頭痛でよく寝られなかった。

高山病おそるべし。