天津旅行

留学期間も6カ月を切りました。今年もよろしくお願いします。

さて、年末年始、日本人の友人は半分ほど帰国してしまったので、今日は近場で残しておいた天津に旅行に行ってきました。

高鉄(CRH)に乗って、北京南駅から片道40分で到着。値段も55元。時間的には渋谷から横浜まで行くような感覚でしょうか。

天津は古くから港町として栄え、日本に入ってきた中国の物に、天津が名産地でもないのに、「天津○」という名前がついたと言うような街。また、各国の居留地が置かれたり、周恩来とゆかりのあったりと近代の歴史的にも重要な街です。

1日しかなかったので、周恩来記念館、五大道(ヨーロッパ風建築物が残っている地区)、古文化街(中国風歴史的建築物を再現した地区)、天津名物・狗不理包子、イタリア文化村(イタリア式建築物をテーマにした観光地区)を巡ってきました。

名物料理にうまいものなし、ということわざ通り、狗不理包子は超がつくほどまずい。しかも高い。こんなんなら北京の街中で売ってる肉まんの方がうまいわ。まぁ旅の土産話程度に。

五大道の建築物の保存状況はかなり良くて、北京でもこれくらい保存できればと思うが、人口圧力の違いだろうか。

その他の地区はそこそこ。杭州や成都でも似たようなものを見たので大して感動はない。初めてならそこそこ面白いかも。

立ち寄った雑貨屋でデンデン太鼓が10元で売ってたので、5元にまけてもらって娘ヘのお土産に。まだ難しいかな。

感じた北京との違いのは2点。
川がある。北京には郊外にしか川がないので街のど真ん中を川が流れているのは新鮮。上海との共通点でもあるが、やっぱり川は重要な景観ポイントだ。凍ってましたが。
タクシー運転手がいい人。3回続けて韓国人かと聞かれたものの、とにかく話しかけてくる。5回乗って4人は自分から積極的に話をしてきた。いま、北京のタクシーではこんなことはない。積極的に話してくるのは、せいぜい2回か3回に1度ほどだろう。中国人の特徴だろうか、(色んな分店があるので)狗不理包子のおいしい店を聞くと、みんな違う回答をしてきたが、まぁそれもガイドブックでは味わえない旅の楽しみの一つだと言えるだろう。

というわけで昼12時に出発して夜10時に戻ってきました。北京天津はほんとに1日観光圏です。