20日目 〜生活における郵便、通信、放送〜

今日は授業の後、部屋を移動した。なんでも部屋の中の浴室の扉を木製からプラスチック製に変えるらしい。そこで工事が終わった部屋へ移動することに。まぁいいけど。今度は中国人学生が住む宿舎が窓から見える。部屋の作りは同じだが、気分が変わるのも面白い。
そういえば、今日ようやく日本からのEMSが届いた。先週の火曜日に出してもらい、2、3日で届くはずなのだが、結局10日かかっている。先週末にネットで郵便物の追跡をした際には既に届けられたことになっており、どこかにないか調べていたが、どこにも届いてなさそうなので諦めていた。それにしても遅すぎるし、どうして今頃届くのか。さっぱりわけがわからん。こんなの日本ではありえない。届けてもらったのは、8月に行く予定の北京語言大学の入学許可証。授業が8月4日に始まるのは知っていたが、手続の日にちを見るとやはり8月1日から3日までに行えとのこと。
その後、ネットバーに行ったが、利用するのに身分証が必要らしく、その時はたまたま持っていなかったので、諦めて部屋に戻った(中国では外国人はパスポートの携帯義務があるらしい)。こんなところでパスポートの情報を出すのも嫌なのだが、部屋からのインターネットはあまりにも見られるサイトが限られている。銀行やブログは少なくとも見たい。あと、できれば月末に行く都市を決めて手配をしておきたい。成都か西安に行きたいのだが、大連のこともあるので、少なくとも前日の午前には飛ぶ予定の飛行機を予約するようにしておかないといけない。その後、部屋で復習をしていたら寝てしまった。
最近のテレビのニュースでは、京滬高速鉄道の事故と、最美母のニュースが多い。京滬高速鉄道については、あれだけ宣伝をしていたのにお粗末だが、中国ならこんなもんだろう。速度が速いからといって、日本に技術で勝っているとか言う前に、運用面をもっとしっかりしていく文化を作ってほしい。特許の問題についても思うことは多いが、詳しく調べていないので触れません。最美母というのは、杭州市のマンションの10階から2歳の女児が転落し、1児の母親がそれを下で受け止め、その母親は手を複雑骨折したものの、2歳児は奇跡的に助かったというもの。命が助かったのは確かに良かったことだが、中国人は英雄を作るのが本当に好きだ。その他、無人偵察機に日米が懸念を示しているとか、リビアの話とか、杭州市の橋が落ちたとか、四川で洪水によって国道が崩壊したとか、大連で工場から発火したとか、上海の水泳選手権とか。