宿舎探し

今日は、明日からの宿を探しにまず清華大学に行った。もし清華大学の寮に既に入れるようなら入れてもらおうと思ったからだ。
その途中、踏切で列車の通過待ちをしていると和諧号が通り抜けていく。ん?和諧号って新幹線だよね。その線路を人が歩けるの?人も歩けるし、車も通れました。人が線路に入り込んでたら、車がエンストしたらどうするんだと思のだが。。。これで営業時速350キロと言われてもなぁ。

清華の北の端にある留学生寮事務所に着いてから、寮の申し込みをしてみたが、認識が完全に甘かった。今日からの部屋は空いてるわけもなく、名前を登録しておいて、10月31日までに空かなかったら、空き部屋はないと言われた。もしそうなったら今後2年間どっかアパートを借りないといけなくなる。こちらの住居費は極力抑えたいのだが・・・。
その後、清華大学の正門まで歩いてみると、25分ほどかかった。何でも392万平方メートルあるらしい。筑波大学が246万平方メートル、北海道大学が177万平方メートルだから、ここのキャンパスは馬鹿でかい。正門付近では、教育ママとその子供たちが記念写真を撮っていた。頑張って勉強してね。
 

さて、少なくとも明日からの1か月の宿を何とかしないといけないので、再び語言大学へ行く。ここは、3つの学生宿舎があり、その中の最もポピュラーで安いところに昨日聞いてみたところ、二人部屋しかないとのことだった。窓から覗いた感じ、二人部屋というのは、ハイベッド2つと、その下に机があるような部屋。窓付近にはもれなく洗濯物を干している。知っている人との相部屋ならともかく、勉強もしにくそうだし、できれば一人部屋に住みたいので昨日は断っていた。

今日は別の宿舎(会議センターという研修所みたいなところ)に行ってみたが、ここも11日からしか空き部屋はないと言われた。少し焦りながら、最後の一つ(少し離れている)に電話をしてみたが、何故かつながらない。何かの本で、一度ダメと言われても別の日にもう一度言うと入れることがあると書いていたので、ダメもとで昨日行ったところにもう一度確認しに行くと、やっぱり一人部屋はないとのこと。
清華の寮もいつ入れるかわからないので、やむを得ず、今泊まっているホテル(1泊300元程度)に延泊をして、11日から会議センター(1泊150元程度)に泊まることに心を決めて、再び会議センターへ。すると、12日か13日にならないと確実に空くかどうかわからないとのこと。「でもさっきの人は11日から空いてるって言ってたよ」と言うと、「確実に空くのは12日からだ」と言われ、「ならそれでもいいから泊めてくれ」と押し返す。すると、「その後はどこに行くんだ」とか「1か月泊まるのか」とか質問された後、どういうわけか今日からでもいいと言うことに。ちょうど8月の1か月間という宿泊期間が都合が良かったのだろうか。全く意味がわからないが、とにかく泊まれるということなので、1か月の宿泊費+デポジット=5000元を払い、何とか部屋を確保できた。まさに何かの本の通りになった。
(ちなみにこんなところ→ http://www.blcu.edu.cn/conference/index.html
ここの宿舎は浙江大学の宿舎(1泊70元)の部屋より狭いが、部屋に冷蔵庫がついている。建物自体の施設は浙江大学の建物よりよさそうなので、多少高くても仕方ないと思うが、それにしても北京の家賃は高い。

ところで、会議センターで宿泊のやりとりをしている時は、意外とうまく喋れた。その時、他の日本人がガイドの人に連れられて入寮手続をしていたが、話を聞いているとこのガイドは入学手続、入寮手続はもちろん、テストの日にちの連絡までしてくれるようだ。至れり尽くせりである。
そういえばここの大学では、今日だけでキャンパス内で日本語を2度聞いた。浙江大学にももちろん日本人はいたが、みなそれぞれ一人で渡航して来ていたようだが、ここでは団体で来ている日本人も多そうだ。