クラス分け試験、ビザの更新①

今日はクラス分けの試験。試験と言っても、先生と話をするだけだ。中国ではこの会話で生徒の能力を分別し、その後自分に合っていないと思ったらクラスの移動を申請するのだ。事前のきめ細やかさはなく、最終的に帳尻を合わせていくという意味では他のことに通じるかもしれない。要は合理的なのだ。

で、自分は速成クラスのD班というところに位置付けられた。出国前の段階で最低限ここのクラスにいないと完全にやばいだろうと思っていたクラスなので、何とか首の皮一枚でつながっている感じだ。テキストは、結構難しい。読んでわかるが、単語として発音できるか、使いこなせるかとなると、かなり難しい。

試験は1時間ほどで終わり、来週末の洛陽、開封旅行を申し込んできた。その後メールで清華大学に確認していた入学手続に関連することを確認する。授業料の立替払や、ビザについてだ。中国は戸籍がある国なので、結構この手の手続はややこしくて、外国人は入国したら24時間以内に臨時住宿登記表というものを提出しなければならない。これはホテルに泊まった場合はそのホテルがやることになっているので、観光客ならまず問題ないのだが、ホテル以外に泊まる場合は、警察まで行って届け出なければならない。自分もホテルや寮に住んで来たので、今までこの手続を行ったことはないが、ビザの切り替えにあたっては、この書類が必要になってくるとのこと。どういう制度なのか、どこで取れるのか、というのをネットで検索しつつ、どうしてもわからないことは大学の留学生事務所に聞く。他にビザ切り替えに必要なものとして、パスポート、写真はもちろん、国立病院の健康診断書が必要。これは日本の病院で受けても中国の病院で受けても良いのだが、日本で受けてきた場合は有効期限が半年しかないということと、こちらの病院でオーソライズをしないといけないらしい。中国大使館のホームページにはそんなことまで載っていないので、各大学の留学生向け説明や、駐在、留学生のブログが数少ない情報源となる。この手の話が実に面倒くさい。同時に派遣される人が他に1人でもいれば、半分とは言い過ぎでも、4分の3くらいには負担が軽減されるはずだが。

後は、大使館の方に挨拶のアポ入れと、清華大学正門から歩いて10分ほどのところにあるダブルスクールに連絡をした。9月からの家もどうにかしないと。