語言大学、ダブルスクール、自転車

今日は語言大学の最初の授業。授業の質は高い。申し訳ないが、浙江大学より完全に現代的である。浙江大学は黒板を使ったいわゆる授業形式だったが、語言大学は、パソコンを使ってサクサク進める。それからとにかく喋らせようとする。授業も分かれているので、それぞれの授業で目的もはっきりしている。このカリキュラムはなかなかいい。ただ、難点は日本人が多いこと。クラスの半分弱が日本人。授業中はもちろん中国語だが、昼休みや授業後にクラスのメンバーでご飯を食べてる時に、どうしても日本語が出てしまう。

さて、授業の後は、バスで4駅のところにある民間語学学校に見学に行ってみた。ここは授業の80%を生徒が喋る時間にすることを目指すという会話最重視の学校。先輩方の意見を聞かず決めてしまうのは、どうかとも思ったが、とにかく自分のレベルは読解が10だとすると、聞き取り5、作文3、会話1といったところだ。圧倒的にアウトプットの語彙力と構文力が少ない。なので、会話重視の精神を持っているなら、なんとかなるだろうと思い、50回のコースを申し込んできた。なお、1回50分120元(50回まとめ買いで95%)なので1時間あたり1778円。日本のマンツーマンが3818円/時間だったので、安いとはいえ結構な値段がするが、引き続き自分への投資だと思えばやむをえない。さっそく今週の日曜から週2回程度通うことにした。

ちなみに、浙江大学、北京語言大学、ダブルスクールの教科書は写真の通り。語言大学の教科書がいかに多いかわかるだろう。ダブルスクールは試験の結果、初球後半に位置付けられてしまったが、自分の会話能力は本当にその程度のものなんだろう。教科書の内容はもちろん読んだら分かるが、この表現を日々使いこなせているかと言えば、特に副詞や接続詞、反語、補語など使い切れていない。

帰りはこのあたりの店を見ながら歩いて来てみたが、駅から清華大学の方に少し行ったところに自転車修理屋があった。綺麗な自転車もあったので、ここで売ってるのかと聞いてみたところ、売ってるとのこと。昨日アマゾンやこちらの淘宝という通販サイトで検索してみたところ、新品の自転車は普通のが200元〜300元程度、変速付きのマウンテンバイクが500〜1000元程度で売っていた。この値段を元に、サドルあたりが綺麗なものを探すと、結構かっこいいマウンテンバイクがあった。もちろん中古でハンドルのつなぎ目あたりが少し錆びているが、乗り心地やブレーキの利き具合は最高だった。最初400元だと言われ、向こうもだいぶ固かったが、結局370元でおまけに鍵を付けてもらった。昨日スーパーで同じような自転車の新品を700元で買ってしまおうかと思っていたところなので、370で買えてよかった。ただ、かなり外見が綺麗なので、サドルがとられてしまわないか心配ではある。