生活立ち上げ

今日は、今までの疲れが出てしまった。
北京に来てからの手続、部屋の掃除・必要物資の買い物の繁忙さ、語学のストレス、同じ境遇の人になかなかめぐりあえないこと等に対する疲れ。
なんとなくたまっていた疲れが、家の近くのスーパーに自転車を止めたとき、駐輪代としておっさんから1元を請求された時にとどめをさされた。ほんとに1元なのかと疑って出すのを躊躇した時、たかが1元なのにいちいちこんなことに神経を使っていることを思い知らされ、いい加減疲れたのだ。

今日は、大抵前に書いたことではあるが、今までの北京生活について振り返っておこう。

1.宿舎
一度部屋がないと言われても粘れば何故か泊まれることがある。どこかのエージェントに頼まず自力でやるなら気力が充実している時に交渉に臨むべき。ホテルだろうが宿舎だろうが敷金としてお金を取られることがほとんど。

2.不動産探し
中国人または中国語堪能な友人と一緒に行くのがマスト。一人だと家賃をふっかけられるし、手続や引き渡しの条件など日本と違うことが色々あるので、そのあたりの確認をしないといけない。ちなみに中国の不動産は家具、家電付がほとんど。交渉次第であまりに古い家具は大家負担で買い替えてもらえることもできるらしい。掃除はどれだけ言っても不十分らしいので、自分でやるしかない。ネットに載っている写真は信じてはいけない。仲介業者を通したくなければ、街中に貼ってある張り紙に連絡することも可能だが、上級者向け。

3.ビザ手続
留学ビザには、パスポート、入学許可書(大学から交付)、ビザ発行証明書(JW201表またはJW202表。大学から交付)、健康診断書(中国側の証明が必要)、臨時住居登記証(ホテルや宿舎の場合はフロントで交付。マンションの場合は大家と一緒に公安に行って申請。)、写真が必要。
留学ビザを発行してもらったら30日以内に居留届が必要で、これが住むと晴れて1年以上の滞在が可能になる。ビザの申請と居留届の申請は清華大学の場合、大学がまとめてやってくれる。

4.交通
バスは1元〜。交通カードを持っていると6割引き。
タクシーは10元〜。3キロを超えるとサーチャージとして2元追加。
地下鉄はどこまで乗っても2元。
自転車やバイク専用道路は整備されており、自転車の運転に自信があれば便利。
交通ルールは依然守られていないが、見ている感じ、大体以下のような原則で動いている。(中国は右側通行です。)
・赤信号でも車は右折する。
・信号は時差式で左折車だけ通過できるようになる時間ができる。その間に、歩行者信号は赤のままでも、歩行者は左折レーンの前まで歩いていく。
・渋滞で進めなかった車は、信号が赤に変わっても停止線より少しでも前に出ていたら強引に進む。
・このルールに従わない車や歩行者には遠慮なくクラクション。

5.買い物
日本におけるスーパーやコンビニ形式(バーコードを読む形式)でない限り、ほとんど値下げ交渉ができる。恥と思わず値下げできるかどうか聞くべき。
元の値段の設定は、人によりけりなので、高い買い物の場合、ネットなどで情報を収集しておくべき。
今までの実績だと2〜3割引きにはなる。(iphoneは4500元→3700元。自転車は410元→370元。iphoneカバーは60元→40元。)こちらの言い値としては半額を言うべき。
値下げをさせる決め手は、今までに見つけたものとしては、「今日買う」「現金で払える」「他のところで見るからいい」という点。そして、仮に値段がこれ以上安くならなそうでも、細かな備品を付けてもらうことはできる。
要するに上記の形式の店以外の人は、「従業員」ではなくて「商売人」だということを認識すべき。

6.郵便
配達に来たことが携帯に電話がかかってくるので、ホテルなどでない限り、宅配時には自宅周辺で待機しておく。自宅周辺にいなければ、その場でいつ配達してもらいたいか伝える。

7.生活費
よほどいいマンションに住んでも家賃が1日平均200元、その他光熱水費・ネット代・携帯代が1日平均20元ほど、日用品が1日30元以下、それなりの食事をして食費が100元以下なので、日常生活の生活費は350元以下程度。

8.公安
商売関係の人との交渉では、こちらも強気に行っていいが、公安はもとより警備員などの治安関係の人は素直に従う方がいい。彼らはものすごい高圧的なこともあるが、結局最後まで折れないので、こちらとしてはいくら腹立たしくてもさっさと折れた方がいい。