桂林2日目

桂林2日目はハードスケジュール。朝からバスで土産物屋に行った後、桂林から少し離れた観光地、陽朔県に向かった。まずは月のような穴が開いている山が見えるところへ。名前は忘れたが、そこで昼食を食べて写真を撮った後、鍾乳洞のようなところへ向かった。規模はかなり大きく素晴らしかったのだが、中の電飾がまさに中国系、赤や緑、紫と色とりどりの装飾がされている。まあこれはまだいいとして、洞窟の中で土産物を売っている。こういうのがなければもっと純粋に感動できるのだが。
   

その後、いよいよメインイベントの漓江川下り。海外でも有名な山水画のような山がニョキニョキ生えている間を、川が流れている。カルスト地形の世界的な代表選手だ。船と観光客向けの小舟に乗っているおじさんを除くと、人もいないし水牛なんかがいる。まさに大自然。船のおばちゃんが川魚やエビを揚げていたが、船に乗りながら景色を見ながら食べると、言葉では言い尽くせないほどうまかった。帰りには中国の20元札の裏の絵になっている景色も見ることができ、大満足な川下りだった。
  

その後陽朔の近くでバスからおろしてもらい、2時間ほど待ってから印象劉三姐という、張芸謀監督が手掛けたショーを見に行った。杭州でも印象西湖というのを見たが、今回も同じように自然の風景を背景として劇を繰り広げていく。劉三姐というのはこの辺りの少数民族の間で伝説的な歌手らしく、歌が多かったのが大きな違いだった。この地域の村人も出演しており、出演総数は数えきれないほどだった。例えば下の写真で白く光って見えるのはすべて人。ストーリーはいまいちわからなかったが、演出のスケールが大きくて、これも満足。
 

帰りのバスは10時頃出発して、ホテルに戻ったのは11時半頃。かなり疲れたが、満足する内容だった。