歴史保存政策

今日は朝から団地の中にある行政出張サービスセンターのようなところに行って、ビザ更新に伴う臨時住所登録の更新という手続と、前に失くしたガスカードの再発行に行ってきた。契約をした不動産屋にビザ更新した時に何か手続が必要かと聞いたときに、「いらない」と言われたのだが、学校からもらった資料や、最初にそのサービスセンターに行った時にもらった紙を見る限り、明らかに必要だと書いている。ネットで調べる限り、確かにこの臨時住所登録というのはなくてもあまり問題は起きなさそうなのだが、警察に指摘されて最悪500元の罰金を払わされることになっても文句は言えないので、一人で行ってきた。

こちらが住所登録の更新をしたいと言っても、サービス員同士の相談が終わるまで無言で待たされるし、片手間感が半端ないが、手続自体は2、3分で済んだ。それにしても本当にあの不動産屋はいい加減なのでむかつく。

その後ガスカードを再発行に行ったが、これがまた自転車で15分以上かかるところにあり、しかも団地の管理事務所から渡された資料には地図もないので、まず場所がよくわからない。通りの名前だけ間違えないようにして、北から南へと建物と車に注意しながら探していると、別のアパートの団地の中に入っていた。

ここの従業員も眠そうにしてたり、私語をしたり、接客中にお茶を飲んだりするのだが、特に公営企業系なのでこれくらいは当然。むしろ、最後に「今日家に帰ってからガスの機械にカードを差し込むのを忘れないように」と念押しをしてくれたので、好印象を持ってしまった。日本に帰ったら街中の従業員の態度をどう感じるのだろうか。

その後図書館へ。今日は北京の伝統住宅である四合院と伝統的な街路である胡同の保護についてのレポートを書き始めた。北京についてのこれまでの取組状況は日本語の資料も持ってきているのでそこそこ書けるのだが、今の制度についてなかなか見つからない。何故行政が決めた保存計画の名前をそのまま検索しても出てこないのか。検索ソフトに問題があるのか、そもそもインターネット上に行政計画を公表していないのかわからないが、地方政府のページを何度か見ても見つからないので、後者なのかもしれない。ましてや都市計画図は信用性のおけるホームページで見たことがない。断片的な図だけ大手検索システムの画像検索で引っかかってくるだけだ。誰か探し方を知ってる人がいたら教えてほしいもんだ。

というわけで今日半分くらい書き上げるつもりが、まだ5分の1程度しか書けなかった。後はstudioで何故か報告することになった日本の食品表示について1時間ほどで適当にまとめた。

studioで毎週何かしら報告しないといけないのに加えて、来週以降通常授業の課題の締切が順次来るので、また夜なべの日々が続かないようにしたい。