ゼミ

今日は昼から中国人の友人とバスケをして、その後指導教授のゼミだった。
友人は、前に不動産を見てくれた人で日本語がかなり堪能なのだが、来週から語学の勉強もかねて、中国の歴史についての勉強をすることになった。本当にありがたい限りだ。

ゼミは、18時から22時過ぎまであり、毎回2人ずつ、自分の研究テーマの進捗状況を発表するのだが、全く議論に参加できなかった。最後はほぼ諦めに近い状況になり、モーリシャス人と一緒に今日出てきた専門用語を覚えていた。一刻も早く中国語力を上げなければ。一方で、ここにも何度も書いているが、中国人は日本の制度を知りたがっている。(もちろん欧米の制度も知りたがっているのは言うまでもないが。)そのため、自分に求められる役割は、中国の制度、状況の紹介というよりは、日本との比較分析のことが多い。そういう意味ではかなり有利なのだが、今日も「用途地域は何個だったっけ」と聞かれた時に、すぐに答えられなかった(12個なのだが)。研究が進むにつれて、日本の制度の勉強をしている時間も半分くらいになってきている。studioの授業でも日本の農業と食品表示の概要という全く専門外の発表もすることになってしまったし。。

このゼミのテーマは、自分は「災害後の復興計画(主に土地利用の変化)」にしようと思っている。これが論文のテーマにつながるかはわからないが、「大都市化に伴う問題(混雑、インフラ整備、再開発、文化遺産保護等)」および「グローバリゼーション(大都市圏戦略、高度産業立地等)」については、他の授業でもたびたび調べることになるが、「災害後の復興計画」はかなり特殊なテーマなので、他の授業で出てくる可能性が極めて低い。論文のテーマ設定の段階になって先行研究や文献の量がわかってないと話にならないので、今のうちに調べる意味でも、このテーマ設定でやってみようと思う。