新疆旅行6日目〜ウルムチ市内

昨日の夜行列車は硬臥をとったが、結構最悪で、いきなりシーツや布団が小便臭かった。しかも湿っている。人が勝手に自分の席に寝ていることはよくあることだが(同行者の席にも人が寝ていた)、これはさすがに寝れないので車掌に何度か言ってシーツと布団を変えてもらうことができた。
新しいのは特段変なにおいもなかったので、ほんとに使われたなかったものだろうと信じて寝ることに。途中足元がまだ湿気ている感じがしたので、リュックをおいて、足をその上に載せて寝ることにした。いつだったか国内旅行向けに買ったTheNorthFaceの鞄は、背負えるし、床におけるし、飛行機にも持ち込めるし、大活躍である。

これは朝の列車内の景色。

昨日の彼らと朝列車内で落ち合い、彼の父親の車でホテルまで送ってもらった。これこそ中国。一度友達と認識するととことんまで面倒を見る。彼は今日は仕事があるらしかったが、明日は時間があるというので、一緒に回ることにした。

こちらはウルムチ駅。駅前でケンカがあり、タクシーの運転手が客の首を絞めにかかっていた。近くではその人の子供が泣いている。ここまで激しいケンカは一生を通して初めてみた。前にウルムチに入った時の飛行場からの運転手といい、ウルムチ人は気性が荒いのだろうか。

ウルムチ市内は見る場所が少ないのだが、まずはバザーに行くことにした。ウルムチのバザーはカシュガルと違い、立派な建物が立っており、その中で果物や曲刀などの工芸品を売っていた。地下はカルフール。現代化の進んだバザーである。

バザーの前の店で昼ごはん。また烤包子を食べたが、ここでもうまい。これは北京でも食べたい味だ。あとは、ナンの中に肉が入ったものと、名物チャーハン(抓饭)
  

その後博物館へ。この博物館では楼蘭美人という、ミイラが有名。3800年前のミイラが展示されている。
  
楼蘭美人だけかと思いきや、後3体ほどのミイラが展示されていた。

後はシルクロードの歴史に関するものや、民族団結を呼びかけるような展示。
 

夜御飯は昨日会ったカップルが教えてくれた地元の店へ。店員の態度は全中国でも最悪レベルだったが、味は確かでうまかった。
 

最後に、ホテル近くで屋台エリアがあったのだが、そこに出ていたある屋台。道と盗の中国語読みは同じ。確信犯的なパクリだ。