修論追い込み

さて、息抜きは昨日でいったん終えて、今日から15日までは修論の追い込み。
开题报告(開題報告)という、テーマの発表会。
指導教授+3人の教官の前で、自分の修論の研究の方向性について発表するものだ。

求められる内容は以下の通り。
・5000字以上のレポート+プレゼン資料
・研究の意義と目的(社会的、学問的な重要性)
・予定される成果(仮説と結論、社会的な効果)
・先行研究のまとめ
・研究方法、調査資料、論証方法、研究の難点とその解決方法
・スケジュール

評価される点は、主に以下の通り
・テーマについての理解度
・研究の実現可能性
・研究の新規性

一応、これも課程の一つであり1単位がもらえるが、単位の数と比べると圧倒的に重たい。
5000字というのは軽いのだが、先行研究の読書量は他のレポートと比べて格段に多くなる。
基本書(経典)と呼ばれるものを外していたらテーマについて理解していない(十分に読み込んでいない)ことがすぐにわかる。そして、研究方法や仮設は、まさに自分個人としての創造作業であり、そこに独自の価値がないようでは、修士論文として成立しない。これらを導くためには、色々な資料を集めて読み込む必要がある。頭の中だけで完成するものではない。

もちろん、テーマ発表なので、現時点で経典を深く理解しつくしておく必要はないし、研究方法なども研究を進める中で深めて行けばよいことではあるが、とにかくこの3日は頑張らないと。