防災研究家中国人と、観光振興日本人と

朝は、こちらに来るにあたってお世話になった中国人の防災研究家の方の講義を聴きに行った。
外国人ならではの踏み込みすぎる調査もあったが、それにしても日本のことをよく調べている。今回の東日本大震災でも10回は現地に足を踏み入れているらしい。今の目標は防災教育と、四川と神戸の連携強化だそうだ。今後の中国防災のキーパーソンであることは間違いない。

夜は、日本の各地の自治体や企業の中国駐在の方との宴会に呼んでいただいた。その中で、中国について、各自治体の経済活性化のツール、マーケットとして考えるのではなく、中国人コミュニティに対する理解、中国人社会におけるブランディングを如何に進めていくか、北海道と九州の戦略的連携、また医療ツーリズムや結婚式の観点で旅行博に売り込みに来るなど、様々な観点で取り組んでらっしゃるのを伺い、とても勉強になった。観光についてはまだ素人だけど、これからも中国で仕事をされている皆さんの話をよく聞いていきたいと思います。

今日は一日、非常に有意義だった。
中国に限らず人間関係は重要だが、人治主義の中国だからこそ人間関係はより重要。中国の制度などは最悪日本に帰ってからでも何とか勉強できるが、人間関係は日本に帰ってから作れるわけではない。積極的に行きたい。