郊外実地研修

今日は昨日の午前中に急に決まった郊外実地研修に行ってきた。朝8時出発。眠たい目をこすりながら大学の前からバスで郊外へ。
STUDIOの授業の一環で、北京郊外にある房山区というところの区役所、観光施設、ブドウ園を見学して帰ってきた。最終課題はこの郊外をどう発展させるかという設計をするものだ。
中国の大学にも慣れていないが、そもそも建築系の専門知識を持っていないので、この設計の授業が一番ハードルが高い。とりあえず、図書館に設計授業読本みたいなのがあったので借りて読んでみると、まず基礎データ(人口、産業分布、土地利用、都市計画、交通施設、観光施設、流動人口、農産物流通・・・)を手当たり次第に集めて、それと外からの変化要因を掛け合わせ、将来がどうなるかを予測、提言していくものだそうだ。
内容はものすごく面白そうなのだが、なんせ絵を書けない。今は手書きでなく、CADというパソコンシステムを使って書くのが一般的らしいが、その時点でものすごい苦労しそうだ。

といった感じで、気が重かったのだが、今日はクラスで一番できるであろう人と結構話をしてなかよくなってきた。クラスの同級生も、自分は読めるけど聞けない、モーリシャス人は聞けるけど読めない、ということが分かってきたようなので、うまく筆談に持っていくとなんとかなりそうな気がするのだが。

という感じで実地研修は夕方で終わり、これから空港へ妻を迎えに行く。
明日の朝は授業があるものの、この週末は存分に楽しもうと思う。