日建設計

今日は、日建設計が清華に来ていた。
スカイツリーのプロジェクトを始めとして仕事の紹介をするらしい。

ちょうど設計授業の休憩時間が代表者の挨拶の時間とかぶったので、見に行ってみたらかなりの人数が来ている。せっかくなので、目の前にいた人に話しかけてみて名刺交換などをしてきた。

その人は、日本の名刺を渡してきたのでてっきり日本人かと思っていたら、日本国籍を取得した元中国人。今は日建設計の上海事務所で働いているとのこと。なんと自分の指導教授と日本留学の時期がかぶっていたらしく、大阪で一緒に勉強していたと言っていた。また、3年くらい前に中国に留学に来ていた自分の職場の先輩とも仕事で関係があるとのこと。改めて世間は狭い。

その人やその隣にいたその人の上司の話によると、日建設計は建築単体や複合開発だけでなく、数十平方キロメートルの都市開発設計も中国で請け負っているとのこと。
日本は欧米と異なる文化歴史、人口密度を持っているし、建築家のレベル、施工レベルでは世界トップクラスだ。日本でも欧米系の建築コンサルが次々に受賞しているが、建設投資が最も盛んな今だからこそ、その仕事を日本は積極的に取っていくべきだ。もっと突っ込んで色々と教えてほしかったが、立ち話では限界があったので、今日はそれだけでにした。具体的には都市開発で感じている制度上の問題点などを知りたい。

明日も講演があるので出る予定。