都市設計院

中国の都市計画系の出身者は設計事務所に入る人が圧倒的に多い。
日本では、おそらく都市計画コンサル、ディベロッパー、公務員になる人が多いのだと思うけど(推測なので間違ってたらすみません)。

今日はクラスメイトと一緒にその設計事務所に行ってきた。設計授業の課題のために参考になる都市計画案を見に行くためだ。
昨日設計の授業で今日昼から集まって打ち合わせというほんとに真面目な学生たちで頭が下がるが、この後半8週間でそのノリにも慣れてきた。

ちなみに設計事務所に行く前に駅前の百貨店で寿司を食べた。日本人の自分からしたら味は回転寿司以下、スーパー以下でとてもおいしいとは言えないのだが、彼らはおいしいと言っていたので、日本に来たら本場の寿司をおごってあげると言っておいた。

その後、行った設計事務所は、清華大学の教授が開設しているもの。教授と言っても、そのうち一人は自分の指導教授である。これまで指導教授のゼミは大学内でやっていたので、ここに来たことはなかったが、ほかの同級生も何人かいたので、実はここも自由に使えるのかもしれない。

やったことは、まず計画案をいろいろ見てから、次に今の土地利用計画案の練り直し。具体的には、交通と住区の見直しをメインに行った。都市計画に交通が大事なことは感覚的にしみついているのだが、住区というまとまりも大事なことも今日覚えることができた。後は、手書きで図を書いて、それをスキャナで読み込んでAutocadで製図してまた打ち出してまた手で書いてスキャナで読んでAutocadで手直しして・・といった感じ。
やはり自分はほとんど役に立てなかったが、実際の設計のやり方がまた少しわかったので今日は自分個人としては大きな収穫。

夜10時前までやってから、また明日来ることになった。
ちなみに今日も頭が痛り、若干寒気もするので風邪だと見込んで今日の薬はバファリンじゃなくてストナを飲んだ。明日ぶり返さなければいいのだが。

今週末はクリスマスだが、来週は月曜、水曜、木曜と発表がある。そして火曜は中国語の試験。すべてそれなりに順調にこなしてきたものばかりなので焦りはないが、今週末は勉強と課題で追われることになりそうだ。