修論

今日は指導教授のゼミに出てきた。
同じ修士生が修論の現状報告をしたのだが、正直焦った。

彼女の研究は上海租界時代の欧米方式による開発と、それが上海の都市空間に与えた影響についてというタイトル。焦ったのは、この発表にあたって相当量の文献を読んでいることだ。おそらく10本程度の博士論文、5冊程度の専門書、30〜の論文を(速読だろうが)読んでいるだろう。

自分はまだテーマも迷っている段階だったので、語学のハンデがある身としては、相当時間がない。コンパクトシティ関係だとすでに専門書2〜3冊を読んで概略はわかっているものの、発表するレベルには到底及ばない。

5月に予定されている研究テーマを決める正式報告の報告書の例を教授から見せてもらったが、大体20〜30ページ程度の報告書になっている。構成は大体問題認識、現状分析、先行研究の紹介、研究の方向性、参考文献の分類となっている。もちろん別にPPTも作ることになる。

他の課題ももちろんあるが、こっちはある程度力を抜いて、これからは土日はほぼ修論の時間にして、とにかく読み込み、報告書の形を作っていき、何とか5月の報告に間に合わせたい。