首都博物館

今日は留学生向けの授業で、首都博物館見学。建築学科の友人と回ったので普段とは違う観点から見ることができた。
・昔は綺麗な工芸品を作る高い技術があったが、近代化以降作られている今の製品は不良品だらけだとか。
・胡同が住民の交流の場所になるためには、ヒューマンスケールであったからだろうとか。
・国有土地運用と格安賃金で支えられた近代工業化による経済発展が終わった後は、「芸術」を生み出そうとする人間の活動意欲が必要になるだろうとか。
・仏教の巡礼はかなり大きな移動需要を生み出すとか。
壺や鼎からここまで思いが廻ったのは初めてだ。博物館というものには色々な楽しみ方があると思った。

それにしても、日本人と話していて感じたこと。「日本語が出てこない」